こんにちは!プロサッカー指導者のふみやです。
前回、少年サッカー(ジュニア)高学年向けの練習メニューを目的別プランに纏めたブログ記事を紹介しました!
今回は低学年向けのトレーニングプランを紹介します!
僕自身、指導者をはじめた頃、一番悩んだのは低学年の指導でした。
僕がYouTubeをはじめた理由の一つは、
僕の知識と経験を共有することで、指導をはじめたばかりの指導者が、少しでも悩みを解消できればいいなと考えたからです。
昔の僕のように
「低学年やキッズに対して、どんな練習をすればいいか分からない…」
そのように悩んでる方は多いのではないでしょうか。
今回紹介する目的別のトレーニングプランが、悩める指導者の方の一つの引き出しになり、少しでも前向きに指導できる材料になれば嬉しいです^^
狩野文哉(かのうふみや)
JFA公認フットサルB級サッカーC級コーチ
SNSフォロワー総計4万人(YouTubeチャンネル登録数4500人・Twitterフォロワー9000人)
イタリア(ローマ)フットサル短期留学経験有
イタリア・ペルージャ公認育成メソッド認定書取得
ディナモ・ザグレブ公認インディビジュアルコーチ(個人・パーソナルコーチ)認定書取得
バルサ式スペインサッカー指導者ライセンス「モニトール」取得
年代別の指導方法について書いた記事はこちら⏬
スポーツチーム・コーチ向けのマーケティングについて学べるLINE講座をはじめました!
すさ
僕の指導者としての10年間を詰め込んだ渾身のnoteを販売スタートしました!
書籍化予定のもので、今なら特別限定価格で購入できます!
ジュニアサッカー指導の教科書 ~プロサッカーコーチ10年間のすべて~
低学年の練習で大切なこと
まず、目的別のトレーニングプランを紹介する前に、低学年の練習で大切なことについて書きます。
低学年の練習では、スモールゲーム(少人数)でのゲームを多く行うことが大切です。
1時間のトレーニングであれば、30分以上はゲームの時間を与えてあげてほしいところです。
(90分のトレーニングなら40分以上)
ドイツのプロクラブでは、低学年の練習ではドリル練習(DFがいないコーンドリブルなどの練習)は一切行わないクラブもあるそうです。
提携している街クラブにも「U-9カテゴリーまでは3対3〜1対1を多く行い、ドリル練習は行わないようにしてほしい」と徹底しているそうです。
その理由としては、ドリル練習は子どもたちが夢中になれないことが多いということ。
そして、実践の方がずっと大切だからということです。
コーディネーションやスキルは、10才〜12才のゴールデンエイジに入ってから力を入れるべきということです^^
「練習の間ずっと4対4や5対5を続けて、子どもたちがすごく楽しそうに集中して取り組んでいたら、それはありきたりのドリルトレーニングを延々と繰り返すよりも1000倍、子どもたちを成長させる」
クラウス・パブスト(ブンデスリーガー名門FCケルンの元育成部長)
そして、特に推奨するのは、最後のゲームは3人制サッカーのフニーニョを行うことです!
フニーニョのルールと利点について詳しくはこちら⏬
動画⏬
フニーニョはルールとして、2ゴールだったり、シュートゾーンがあったり、ドリブルでリスタートできることで、
☑スペースを見つける視野
☑幅を持ったポジショニング
☑パスを繋ぐ
☑スペースへのドリブル
☑しっかりと狙ったシュート
などを、自然に獲得することができます!
ぜひトレーニングの後のゲームで活用してみてください^^
目的別トレーニングプラン
それでは、ここからは目的別のトレーニングプランへ入っていきます!
◆“ボールキープ”の練習
導入:顔を上げるドリブル練習
動画はこちら⏬
実践:1対1ボールキープ
動画はこちら⏬
◆“運ぶドリブル”の練習
導入:認知&考えて行うマーカードリブル
動画はこちら⏬
テキストはこちら⏬
実践:スペースへ運ぶ1対1
動画はこちら⏬
テキスト(ブログ)はこちら⏬
◆”突破のドリブル”の練習
導入:スペイン式突破のドリブルトレーニング
動画はこちら⏬
テキストはこちら⏬
実践:連続1対1
動画はこちら⏬
◆”シュート”の練習
導入:認知が伴うシュート練習
動画はこちら⏬
テキストはこちら⏬
実践:1対1シュート練習
動画はこちら⏬
※後日追加
テキスト(ブログ)はこちら⏬
◆“コントロール“の練習
導入:スペースへのコントロール練習
動画はこちら⏬
実践:1対1ボールコントロール
動画はこちら⏬
◆”パス”の練習
導入:基礎のパス練習
動画はこちら⏬
TR①:2対1ボールキープ
動画はこちら⏬
TR② :3対1 2ゴール
動画はこちら⏬
おわりに
今回は、低学年向けの目的別トレーニングプランを紹介していきました!
すべての練習が”単純なドリル練習では無い”と思います。
低学年の練習で一番大切なことは、子どもたちが練習を楽しめることです。
単純なドリル練習は、低学年やキッズの子どもたちにとってはあまり楽しいものではありません。
(例外はあります)
この年代では、ゲーム形式のトレーニングを多く行い、まずはサッカーを楽しむこと。
サッカーを好きになってもらうこと
が、何よりも大切です。
どうしてもドリル練習を行いたいのであれば、競争を入れたり、子どもたちが楽しめる要素を入れるように工夫して行いましょう^^
僕が指導者をやってきた中で得た知識・経験が、指導をはじめたばかりのあなたのためになれば嬉しいです!
では
高学年向けの、練習メニューのまとめ記事はこちら⏬
年代別の指導方法について纏めた記事はこちら⏬
僕の指導者としての10年間を詰め込んだ渾身のnoteを販売スタートしました!
書籍化予定のもので、今なら特別限定価格で購入できます!
ジュニアサッカー指導の教科書 ~プロサッカーコーチ10年間のすべて~
YouTubeで練習メニュー解説動画などを発信しています!!
ぜひチャンネル登録をお願いします^^
スポーツチーム・コーチ向けのマーケティングについて学べるLINE講座をはじめました!
オンラインパーソナルレッスンやってます⏬
人気記事⏬
指導者向けのオススメ本はこちら⏬
コメント