「オフザボールの動き方」を小学生・初心者コーチ向けに解説!【少年サッカー・ジュニア】

少年サッカー保護者向け

サッカー・フットサル指導者をしております、ふみやです!

今回は、小学生の子どもたちや、初心者コーチ、お父さんコーチ向けに、少年サッカーにおけるオフ・ザ・ボールの動き方を解説していきます!

☑︎オフザボールで何を意識すればいいか分からない

☑︎どこに動けばいいか分からない

☑︎何を教えればいいか分からない

そんな選手やコーチの悩みにお応えしていければと思います^^

できるだけ分かりやすく、簡単に解説していきますね^^

動画での解説はこちら⏬

オフザボールの動き方・意識するポイントを解説!【少年サッカー・初心者コーチ向け】
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何故オフザボールが大切なのか?

まず、サッカーにおいて何故オフザボールが大切なのか?

それを理解しておく必要があるかなと思います。

サッカーの試合が90分あるとしたら、ボールを触っている時間は何分あるでしょうか?

一度考えてみてください。

………

…………

……

答えは、2〜3分です!

知らなかった人は、びっくりしたのではないでしょうか?

つまり、サッカーの試合の中で87〜88分はボールを持っていないオフザボールの時間ということです。

この時間を、何も考えずにあまり動かない選手と、考えて動く選手では、チームへの貢献度は全然違います。

ボールを持っている時(オンザボール)に自分の思い通りにボールをコントロールできることやキックやパスの技術も大切です。

ですが、オフザボールの質も、それ以上に大切なのです。

オフザボールの動き方・意識するポイント【攻撃】

①パスラインをつくる

オフザボールの動き方として、まずは攻撃で大切なのはパスライン(パスコース)をつくるということです。

例えば上の図の場面で、6番の選手がボールを持っている時に、10番と8番の選手は相手選手に隠れてしまっていてパスライン(パスの通る道)がつくれていません。

上の図のようにパスラインをつくり、ボール保持者の味方を助けられるところに動くことが大切です。

②スペースをつくる

2つ目に重要なのは、攻めやすいように“スペースをつくる”ことを考えて動くこと。

特にサイドの選手やFWの選手には意識してほしいことです。

例えばこちらの図の場面。

6番の左サイドバックの選手がボールを保持しています。

この時右サイドの選手(7番と11番)が寄ってきてしまうとどうなるか?

DFも引き連れてきてしまうし、相手は逆サイドを警戒する必要がないので片方のサイドに密集して守ることができます。

では7番と11番の選手が幅を取った場合どうなるか?

これは分かりやすく極端な例にしていますが、先程と比べて随分とスペースができたのが分かるでしょうか。

ゴールに攻めていくことを考えた時、どちらが攻めやすいか一目瞭然ですね^^

次はこちら

5番のセンターバックの選手がボール保持している状況。

9番のFWの選手が、ボールを受けたい気持ちが強く、中盤のラインまで下がってきています。

後ろを警戒する必要がないので相手DFはラインを高く保てていて、コンパクトに守れます。

次は9番のFWの選手が高い位置を取り、相手DFラインと駆け引きをしている場合の図です。

FWが高い位置を保ってくれてるおかげで、スペースができていて攻めやすくなっています。

意図的にFWの選手が下がって、開けたスペースに2列目の選手が走ったり、流動的に動く狙いがないのであれば、このようにできるだけ高い位置を保ちましょう^^

③次の展開を予測する

3つ目は、次の展開を予測することです!

こちらの図の場面、6番のサイドバックがボールを持っている時の11番の選手に注目してほしいのですが、

ボールを受けるために寄ってきているのですが、これだと5番のセンターバックの選手にパスが出た時に、次の逆サイドへのパスコースがつくれていません。

このように、センターバックにパスが出た時の、次のパスラインをつくることを考えて動くことも大切です。

常にボールを受けに行くのではなく、次の展開を予測して動くこともオフザボールの質を高める上で大切になります。




オフザボールの動き方・意識するポイント【守備】

①コンパクトに

次は守備について、少し解説します!

まず一つ目は、守備ではコンパクトに守ることが大切です。

例えばこの場面、相手11番の選手がボールを持っている時、

守備側(青チーム)の選手は広がったままで、ゴールに近い中央にスペースがたくさんあります。

では次の図だとどうでしょうか?

こちらでは、青チームがゴールを中心にボールに近いところに密集して守っています。

相手チーム(赤チーム)にとって、どちらが攻めやすいか、一目瞭然ですね^^

②カバーリング

2つ目は、守備のオフザボールで大切なのは“カバーリングの意識”です!

こちらの場面。

10番がボールを持っている時、守備側(青チーム)の5番や11番はカバーリングを考えられていません。

これでは6番が突破されるとキーパーと1対1にされてしまいます。

こちらの図では、5番センターバックが6番のカバーリングできるポジションを取っています。

そして11番右サイドバックが絞ってセンターバックをカバーリングできるポジションを取っています。

このようなポジショニングを取ることで分厚い守備を構築することができます。

まとめ

今回は、小学生や初心者コーチ向けに「オフザボールの動き方・意識するポイント」を解説していきました!

参考にしていただけたら嬉しいです^^

では

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