こんにちは。
プロサッカーコーチのふみやです。
今回は、ジュニアサッカー・少年サッカーの練習メニューを紹介します!
対象としては、高学年(U-12)、中学年(U-10)で、
目的としては「運ぶドリブル」の獲得を目的としたトレーニングです!
ドイツ式の練習メニューで、認知の要素や、バリエーションでは考える要素も入れていけますので、DFのいないドリルトレーニングではありますが実践的な要素を入れて行うことができます^^
では説明していきます!
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練習メニューの説明
子どもたちはボールを持って、2列に並びます。
マーカーを上記のように配置して、ゴールにGKが入ります!
コーチの合図でスタートし、ドリブルでマーカーを通過します。
コーチは合図をしたらすぐに「赤・青・黄色」といったふうに、通過する色を伝えます。
1つ目のマーカーは間を通過、2つ目のマーカーは一周回ります。
3つ目のマーカーを通過し、シュートを打ちます!
2人は競争する形で行い、先にゴールに決めた選手が勝ちとします。
(先にシュートを打てても、得点が入らなければ勝ちにはなりません。)
指導のポイント
それでは指導のポイントを説明します。
周りを観ながらドリブルをする
オーガナイズ自体が、マーカーの色を観て周りを観ないといけない設定になっていて非常に良いトレーニングで、自然に周りを観ながらドリブルをするとは思いますが、
マーカー以外の周りも観てドリブルするように促していきましょう!
ドリブルは速く
慣れてきたら、ドリブルスピードを上げて、トップスピードで行えるようにしていきましょう!
競争させると、自然に速くドリブルするとは思いますが、それでもゆっくり行う子がいたら秒数制限をつけても良いかもしれません!
技術が高い子にはより難しくする
最初の設定で、簡単に行う子どもたちの場合は、より設定を難しくしていきましょう!
トレーニングは、少し失敗が起きるくらいの設定が丁度良く、簡単にできてしまうと成長が止まってしまいます。
レベルの高い子たちには、マーカーの色を伝えるタイミングを少し遅らせてドリブルをスタートしてから伝えてみたり、
バリエーションを入れていきましょう^^
バリエーション
いくつかバリエーションを紹介していきます^^
①ゴールはシュートでは無くパス
シュートを決めるのでは無く、コーチへのパスをゴールとします!
コーチは移動し、子どもたちはコーチの位置を把握しながらドリブルしないといけないようにします。
そうすることで、さらに認知の要素が加わります。
②ドリブルのタッチを指定
ドリブルを、右足のみ、左足のみ、インサイドのみ、アウトサイドのみ、足裏のみ、など指定して行います!
より技術的な負荷を上げてトレーニングを行っていきます!
③マーカーの色に番号を付けて
バリエーションの3つ目は、マーカーの色に番号を付けて、番号で伝えるようにします。
例えば黄色→1、青→2、赤→3として、「2・1・3」と言われたら、青→黄色→赤とドリブルで運ぶように行います!
頭・脳を使う要素も入り、非常に負荷を上げたトレーニングにすることができます^^
まとめ
今回は、ドイツ式の運ぶドリブルのトレーニングを紹介していきました!
ドリルトレーニングでも、できる限り認知の要素を入れて、実践に近づけて行うことが、より試合で高い技術を発揮することに繋がります。
練習で技術が高くても、試合では周りを観ながら、相手のプレッシャーを受けながら技術を発揮しないといけないので^^
ぜひ参考にしてみてください!
では
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