プロサッカーコーチのふみやです。
10年ほど指導者をやってきて、500人以上の子どもと保護者を見てきました。
その中で、伸びている(上手くなっている)子の保護者の共通点が見えてきました。
今回は、子どもが上手くなるため(伸びるため)にやってはいけないことを5つ紹介していきます。
すべての項目をやっていない保護者の方は少数だと思いますし、難しいかもしれませんが、ぜひ意識してみてください。
続ければ、必ず子どもに変化があらわれてきますよ^^
オンラインパーソナルレッスンやっています!
詳しくはこちら⏬
①何でも代わりにやってしまう
子どもが上手くなるには“自立”していることが非常に重要になります。
自分で考え、目標を立て、自分で決断し行動できる子が、サッカーも上手くなります。
自立した子どもに育てるためには、家庭の中でも自分で決断する癖をつけることや、自分で何でも行っていくことが重要になります。
試合や練習の準備などは、できるかぎり自分でさせましょう!
時には忘れ物をしてコーチに怒られたり、大事なものを忘れて試合に出られなかったりするかもしれませんが、そういった経験こそが大切だと思います。
僕のチームでも、試合にユニフォームを忘れてきた選手がいました(笑)
僕は怒ることもありませんでしたが「今日は練習試合やから良いけど、公式戦だったら試合出れないよ。」とだけ伝えました^^
その子はそれから、前の日の夜に自分でチェックしているみたいです^ ^
忘れ物をしても良いんです。
こういった経験をして、子どもは成長していきます!
何でも自分でさせて、失敗を経験させましょう^^
②プレーの指摘をする。
次は、保護者の方が、サッカーの試合を観に行った時のことです。
「プレーの指摘をする」
これは、本当にやめましょう。
子どもは、基本的にはお父さんお母さんには”認めてほしい“と思っていて、
プレーの指摘をされると「そんなことより頑張った自分を認めてよ!」と思ってしまいます。
コーチに言われるのと、親に言われるのでは受け取り方が違います。
言いたいことは色々あるかもしれませんが、プレーの指摘をすることは辞めて、頑張っていることを認めてあげましょう^^
もし、試合に観に行った時に、顔色を伺うような様子があったら、観に行くのをやめて少し距離を置くことをオススメします。
③他の子と比較する
これは「子どものやる気を引き出すコーチング」の記事でも書いた部分になりますが。
他の子や、兄弟などと比べられると、その子の自己肯定感は高まりません。
自己肯定感の低い子は、やる気になることは難しく、自信がないのでできないことにチャレンジすることは難しくなってしまいます。
他の子と比べてどうかではなく、その子自身を見てあげて、できるようになったこと、頑張っていることを認めてあげましょう!
④子どもの前で指導者への不満を言う
他チームでの話を聞いていて「これはマイナスだなぁ」と思ったことなのですが、
もし指導者への不満があっても子どもの前では言わないようにするべきだと思います。
指導者への不満を子どもの前で話していると、子どもは多少なりとも影響を受けるでしょう。
指導者への信頼は薄れるかもしれません。
そうなると、指導者からのアドバイス・指導が素直に受け止められなくなり、吸収率は下がり、成長は遅れるでしょう。
多少不満があっても、子どもの前では言わないようにしましょう。
もっと言うと、そもそも信頼できない指導者なら移籍を考えるべきだと思います。
今の時代、チーム選び、スクール選びは自由です。
信頼できる指導者に預けるようにしましょう^^
とはいっても、子どもが辞めたくなくて簡単に移籍できない場合もあるでしょうけどね…(>_<)
その場合は、子どもの成長のために、子どもの前でネガティブなことを言うことはやめましょう!
⑤スクールや練習を詰め込む
全然自分で練習しないからといって、スクールや練習を親が詰め込んでしまうケースがあります。
これはオススメしません。
これは、お腹いっぱいの子どもにご飯を食べさせているようなもので、無理矢理詰め込んでも吸収されないしあまり意味がありません。
「上手くなってほしい」という気持ちは分かりますが、それは本人が望むことが大切であって、親の期待ばかりが先行してしまうと逆効果です。
サッカーが好きになり
「もっと練習したい」「もっと上手くなりたい」
子ども自身がそのように思ってから、与えることをオススメします。
好きになって、負けたくない気持ちや、上手くなりたい気持ちが強くなってきたら、勝手に練習をはじめます。
まずは本人がやる気になることが大切です。
やる気になるためには、自己肯定感が高まり、自信を持っていくことが大切なので、
まずは子どもを認めるところからはじめていきましょう!
やる気になるまでの過程と関わり方についてはこちら⏬
まとめ
今回は“子どもが上手くなる(成長する)ために親がやってはいけない5つのこと”について書いていきました!
大切なことは
“少し離れて見守ること”
“認めてあげること”
“指導者を信じること”です。
上手くなる子の共通点は
- 親から認められていて自己肯定感が高い
- 自立している
- 人のせいにしない
ということです。
このような子どもになるには、親の関わりが非常に重要です。
ぜひ参考にしてみてください^^
では
こちらの本、オススメです⏬
|
その他の、サッカー少年の保護者にオススメの本はこちら⏬
https://kanofumiya.com/?p=5476
オンラインレッスンやってます!
詳細はこちら⏬
奈良県生駒郡三郷町のサッカー・フットサルクラブ「DMCJOYライース」
ライース(選手コース)選手、スクール生・各カテゴリー選手、随時募集しています!!
無料体験やっていますので、ぜひ一度体験にきてみてください^^
YouTubeで練習メニュー解説動画などを発信しています!!
ぜひチャンネル登録をお願いします^^
コメント