こんにちは。プロサッカー指導者のふみやです。
今回は、YouTubeですごく人気だった、少年サッカー・ジュニアサッカーの練習メニューを紹介します!
よくある「パス&ゴー」の練習メニューですが、少しアレンジを加えることで
“考えて動く”
“周りを観る”
という負荷が増え、より良いトレーニングとなります!
対象としては小学3〜6年生くらいで行える練習になります!
こちらのメニューはフットサルのメニューですが、サッカーでも活用できるメニューになりますので、参考にしてみてください^^
育成年代でフットサルを行うメリットについて書いた記事はこちら⏬
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練習メニューの説明
それでは、練習メニューの説明に入っていきます!
動画での説明はこちら⏬
①2列つくって普通のパス&ゴー
1つ目の練習では、2列つくって普通のパス&ゴーを行います!
まずは普通に行います!
②パスは真っ直ぐ、走るのは斜め
ここから、頭を使う要素を入れていきます!
パスは、変わらず真っ直ぐにパスを出します!
パスを出した後のゴーのところ、走るのは次は斜めに走り、対角の列に並びます。
パスを出した後に、どこに走れば良いのか?
考える。頭を使う要素が加わっています。
③走るのは真っ直ぐ、パスは斜め
③では、さらに認知の要素を加えていきます。
パスを対角の列の選手に出していきます。
そして、走るのは真っ直ぐ、①と同じように走ります。
パスを出した後どこに走るのか?
という考える要素に加えて、
“もう一つのボールを観る“
という認知の要素が加わってきます!
斜めのパスを出すので、ボールが交差するため、もう一つのボールを観ておかないとぶつかってしまいます。
※注意点
※注意点
ボールのスタートは、対角の選手同士にならないように気をつけましょう。
ボールが交差するように、向かい側同士の選手からスタートするか、隣の選手からスタートするようにしましょう^^
指導のポイント
シンプルな練習メニューなので、指導ポイントは多くありませんが、いくつか挙げていきます。
①コントロールとパスの質に拘る
当たり前の部分ですが、パスの質、そしてコントロール(ファーストタッチ)の質にも拘って練習をしていきましょう!
できる限り2タッチで返せるように、1タッチ目を蹴りやすいところにコントロールすることをしっかり意識していきましょう!
特に、2つ目3つ目の斜め移動や斜めパスが入ってくると、精度は落ちると思います。
ですが、試合では色んなプレッシャーがあり、考えながら動き、考え動きながらのプレーが求められます。
その中で技術を発揮できるようにならないといけないので、負荷が上がった中でも質を保てるように意識していきましょう^^
②子どもたちがたくさんボールを触れるように
限られた時間でトレーニングする中で、トレーニングでは子どもたちにできるだけプレー・ボールに触る機会を多く作ってあげたいところです。
例えば、16人でトレーニングしていて、2列で8人ずつ分かれて行ったとすると、一人一人のボールを触る回数は少なくなってしまいます。
それだったら4人ずつに分かれて4列つくり、2グループでこのトレーニングを行った方が、一人一人のプレー時間は長くなり、ボールに触れる回数も多くなりますよね^^
また、ミスが起きた後も、ボールを取りにいってプレーが止まってしまわないように、出来る限り指導者が助けてすぐにボールを出してあげましょう。
まとめ
今回は、パス&ゴーの応用練習を紹介しました!
DFがいないドリル練習・基礎練習でも、少しの工夫で、より実践的な負荷をかけることが可能です。
頭を使う要素や、観る(認知)の要素を入れることで、より実践に生きる練習へと進化させることができます!
ぜひ参考にしてみてください^^
では
少年サッカー練習メニューのまとめ記事をつくりました!目的別トレーニングプランをまとめていますので参考にしてみてください!
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