サッカーコーチのふみやです!
先日、ドイツA級ライセンス(UEFA A級ライセンス相当)保持者で、著書も数冊出版されている、育成トップ指導者の中野吉之伴(なかのきちのすけ)さんと対談させていただきました!
まだまだ大きな実績も持っていない僕が、このような機会をいただき、本当に貴重な時間でした!
中野さんのことは、最初はこの本で知ったのですが、素晴らしい指導本で、それから尊敬する指導者の一人となりました。
そんな尊敬している方と、ZOOMで1時間半ほどお話することができました。
めちゃくちゃありがたいことです^^
対談の様子は、YouTubeチャンネルで配信予定です!
ドイツの育成と日本の育成の違い
お話ししたテーマはいくつかあるのですが、最初にお話したテーマとしては「ドイツの育成と日本の育成の違い」について。
また、YouTubeで公開していきますので楽しみにしていてくださいね^^
ブログでも、もしかしたら纏めるかもしれません。
簡単に書くと、大きな違いとしては「年間のサイクルの違い」「リーグ戦文化」「練習量」「オフの概念」「移籍への考え方」などが大きいかなと思います。
文化の違いが大きいところは簡単には変えられませんが、指導者や保護者の考え方が変わると変えられる部分もあると思いました。
対談動画配信してます⏬
パート①⏬
パート②⏬
パート③⏬
日本が世界のトップレベルになるために変えるべきこと
次のテーマとしては、日本が世界のトップレベルに追いつき追い越していくために、変えるべきことについてお話を聞いていきました。
一つドイツと日本の大きな違いとしては「大人になってからサッカーをプレーしている数が絶対的に違う」ということです。
ドイツでは協会登録している選手の60%が大人で、育成年代よりも大人の方が協会登録してサッカーをしている数が多いのです。
日本では逆で、高校くらいからどんどん登録数は少なくなっていきます。
他にも「プロクラブと街クラブとのパートナーシップについて」など、日本ではまだあまりない形のパートナーシップについてのお話もありました。
これは日本でも活用できる部分なので、進めていけたら面白いですね^^
ジュニア年代のカテゴリー別の練習・指導について
最後にお話を聞いていったテーマは、U-8・U-10・U-12と、ジュニア年代でのカテゴリー別の指導や練習について。
各年代で、どのような練習・指導をするべきなのか。
詳しくお話を聞いていきました。
僕自身、考え方が大きく変わるようなお話も聞くことができ、非常に貴重な時間でした。
3人制サッカーのフニーニョや、フットサルの導入についてのお話もあり、
各年代に応じて訂正人数でゲームを行うことは子どもたちの成長のために重要な部分だと感じましたね^^
まとめ
ドイツの育成年代の指導者として活躍されている中野さんに、特にドイツの育成についてお話を聞いていき、ものすごく貴重な時間を過ごすことができました。
このブログを読んでいる皆さんにも、中野さんから聞いたお話しはこれからYouTubeで共有していきたいと思います!
ボリュームが大きいので、少しずつ編集してるので、ぜひチャンネル登録してお待ちください
今回のお話しを聞き、僕自身もすごく勉強になり、刺激を受けました。
いきなり日本の育成のすべてを変えることはできませんし。
“日本がダメでドイツが良い”とは一概には言えません。
日本の育成の良いところを残しつつ、世界のトップレベルの育成の良いところを取り入れていき、日本独自のものをつくっていくことが重要だと考えます。
ドイツが、フランスなどの近隣の国から学び、独自の育成メソッドを作り上げていったように。
僕は一街クラブの指導者ではありますが、日本サッカーの発展のために、できることをやっていきたいと思います。
中野さん、今回は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました^^
今後とも交流のほうよろしくお願いいたします。
いつか必ずドイツに行きます
では
最後に、中野さんの著書とウェブマガジンをご紹介。
ドイツの育成について詳しく書かれている指導書!
年代別の練習メニューなど、めちゃくちゃ勉強になりますよ!
指導者の方は絶対読むべき一冊です!
こちらは、保護者向けの一冊ですが、お父さんコーチや指導者の方にもオススメの一冊です!
ドイツの大人がどのように子どもに接しているのか?
そして、ドイツの子どもがどのように育っていくのか。
どのように子どもに関わっていけば、子どもがグングン伸びるのか?
そんなことが詰まった一冊です!
中野吉之伴さんのウェブマガジン「ブッスバルラボ」
最近僕も購読させていただいているのですが、指導者にも保護者にも非常に有益なウェブマガジンです!
ドイツの育成や子育てについてなど、現地の最新情報や、現地での実際にあった事例を交えながら、様々なことが学べます。
すごく内容が濃いのでオススメですよ^^
中野 吉之伴(なかの きちのすけ)
▼指導者/ジャーナリスト/【twitter】@kichinosuken
1977年、秋田生まれ。
武蔵大学人文学部欧米文化学科卒業後、育成年代指導のノウハウを学ぶためにドイツへ渡る。現地でSCフライブルクU-15チームでの研修など様々な現場でサッカーを学び、2009年7月にドイツサッカー連盟公認A級ライセンスを取得(UEFA-Aレベル)。2015年から日本帰国時に全国でサッカー講習会を開催し、よりグラスルーツに寄り添った活動を行う。 2017年10月よりWEBマガジン「中野吉之伴 子どもと育つ」を配信スタート
▼主な指導歴
・フライブルガーFC(元ブンデスリーガクラブ)
U-16監督/U-16・18総監督
・FCアウゲン
U-19ヘッドコーチ(U-19・3部リーグ)/U-15監督
・SVホッホドルフ
U-8コーチ
▼著書・監修本
2016年
「サッカードイツ流タテの突破力」(池田書店 ※監修)
「サッカー年代別トレーニングの教科書」(カンゼン ※著者)
2017年
「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」(ナツメ社 ※著者)
▼主筆媒体
スポーツナビ/footballista/フットボールZONE/
ジュニアサッカーを応援しよう!/フットボール批評/
ワールドサッカーダイジェスト/サッカーダイジェスト/
サカイク/コーチユナイテッド/The Answer
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