奈良県トレーニングセンターU-11
昨日は、奈良県トレーニングセンター(奈良県の選抜のようなもの)の5年生の部の選考会がフットボールセンターで行われました！
選考会の内容としては、集まった子たちを、チーム分けし、ひたすらゲームを行い、
そこでのプレーを観て選考する形でした。
GKだけは、別でウォーミングアップと基礎の確認を行い、ゲーム終了後はシュートストップの確認を行っていました！
非常に暑い中でしたが、選手たちはひたむきにプレーし、アピールしていました。
チーム内選考を経てチャレンジした選手たち
今回のトレセン選考会は、各チームから送り出せる人数が決まっていて、
DMCJOYからはそれ以上に受けたいと思っている選手が多かったのでチーム内で選考を行いました！
非常に悩んで、チームから推薦する選手を選び、
選ばれなかった選手には、今できていること、課題などを伝えました。
そして、選ばれた選手には、
「選ばれなくてチャレンジすらできない子がいることを忘れずに、気持ちを背負ってチームの代表として、全力を尽くしてきてほしい。」
と伝えました。
選手たちのひたむきなプレーに感動した
結果から書くと、全員落選してしまいました。
率直に、
あれだけの人数がいる中で、「違い」を見せることができなかった。
ただ、現時点では分かっていたことです。
受かるかどうかよりも、「知らない子たちの中でどんなチャレンジができるのか？」
そこが大切だったので、その意味では、全員が素晴らしかった。
声を出して、いつもの自分のプレーを出していた。
アピールする気持ちを持ってチャレンジしていたのが伝わってきたし、
僕が思ってたよりも、ずっと逞しくプレーしていた。
正直、「遠慮してパスばっかりする選手はいるだろうな。」
と思っていたので、そうならなかったことに驚いた。
(僕は小学生の時、遠慮してパスばっかりして何しに行ったのか分からない状況になってました。笑)
今年度から、クラブチームとしての活動をスタートし、
6年生の試合の中で揉まれている5年生の選手たちは知らないうちに精神的に逞しくなっているんだなぁ。
と感動しました。
特に、うちのGKの選手のプレーに本当に感動した。
試合に出ていることが、すぐに分かるほど、
大きな声で指示を出し続けていた。
正直、的確じゃないことも多いし、不器用なんだけど、
ピッチ内の誰よりも大きな声を出し続けた。
そして、全試合無失点で試合を終えた。
技術的にはまだ上手いとは言えない技術レベルの中で、気持ちが伝わってきたしすごかった。
今でも、昨日の彼のプレーを思い出すと涙腺が緩む。
選考に落ちたのは、キャッチング、セービング、シュートストップなどの練習の中でミスが多く、基礎ができていなかったからだと思う。
そこは、しっかりと指導してあげれていない僕の責任でもあるし、GKはけっこう放置してしまっているので、ちゃんと環境を整えていってあげないとなぁ。と反省。
選考会という、知らない子たちの中で自分を出す。
というチャレンジは、簡単なことじゃない。
僕もすごく苦手だった。
でも、実力は足りなかったかもしれないが、
その環境の中で、受けられなかった選手の気持ちを背負い、勇気を持ってチャレンジした彼らを誇りに思う。
今日の悔しさと経験を力に変えて、また成長してほしいと思う。
暑い中、奔走してくださったトレーニングセンタースタッフの皆様、ありがとうございました！
僕は、家に帰って、居ても立っても居られない気持ちになり、ランニングをしていました。
子どもたちに指導する立場だけど、子どもたちからエネルギーを貰ったり教えてもらうことが多い。
感謝しかない。
僕自身も、もっとチャレンジし、成長し、
彼らに背中を見せていけるカッコイイ指導者でいたいと思う。
では
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